情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤崎清孝、以下「オークネット」)は、花卉、花苗の育種・開発・生産・販売の株式会社ミヨシ(本社:東京都世田谷区、代表取締役:三好正一、以下「ミヨシ」)と合同で、市場流通前の研究段階にある育成品種の品評会を2月19日にオークネット本社で開催致しました。

現在の花き流通業界では、種苗会社による研究・試験育成(選抜フェーズ1~3)期間を経て農家で試験作付けを行い、適正と見なされたものが翌年以降に市場流通する仕組みとなっています。従って、市場に流通するまでに長い期間を経ると同時に、実際に利用する小売り現場での花サイズ・花色といったニーズが反映されにくいマーケットとなっています。

そこで今回は、『選抜フェーズ2~3』に該当する育成品種のうち104種のカーネーションを展示し、オークネットの会員である生花店を含む10社が参加・品評を行うことで、選抜フェーズから小売りのニーズを取り込むことを目的として開催しました。品評会では小売りや葬儀・ブライダルといった用途・業態別に評価を行うことで、各々のマーケットによるニーズの違いにも目を向けました。実際に品評会に参加した生花店の花寿 代表取締役 武井淳氏からは、「花屋側から提案できるこのような機会があることはありがたい。種苗を導入する生産者、流通させる市場、小売りする花屋、この三者がうまく回れる業界になればよい。」という声が聞かれました。
 また同時に育種および海外種苗の評価を担当し、特にカーネーション育種事情に詳しいミヨシ研究開発センター主任田中敦氏による「海外花き販売事情」をテーマとした講演会を実施し、参加者の関心を集めました。